tomesuke.log

サーバ運用とかセキュリティとか余裕があるとき書き残します。

Windows10でVPNを自動接続する方法

L2TP/IPsecなどのVPNを、WIndows起動時に自動で接続したい場合や、やけにVPN接続が切れてしまうので頻繁に自動接続したい場合に、Windows7まではタスクスケジューラやコマンドプロンプトで「rasphone -d "VPN接続名"」というコマンドを起動時や5分間隔で実行させれば自動接続できていたが、Windows10になって、いちいち下記の接続ダイアログが表示され、「接続」ボタンを押さないと接続できないよう変わった。

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これをボタンを押さずに自動接続させるためには、
「C:¥Users¥ユーザ名(※)¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Network¥Connections¥Pbk」にある
VPN接続名(※).pbk」というファイルをメモ帳などで開き、「PreviewUserPw=1」となっている行の「1」を「0」へ書き換えればOK。
※「ユーザ名」と「VPN接続名」は自分の環境に合わせて変更すること。

補足1

タスクスケジューラでの自動接続の設定方法については「タスクスケジューラ VPN 自動接続」などでググれば画像付きの詳しいサイトが出てくるので、それらを参考にしてください。

補足2

「rasdial VPN接続名 ユーザ名 パスワード」というコマンドでも同様のことはできるが、rasdialコマンドを実行するとコマンドプロンプトの黒画面が毎回立ち上がってしまう(.bat化して@echo offで標準出力抑制してもダメ)ので、5分とか10分ごとに自動接続しにいくタスクを組んでる場合、けっこう気になる。

補足3

Windows7の時点でpbkファイルを変更してなくて自動接続できていれば、Windows10にアップグレードしても変わらず自動接続できるので、Windows10で新たにVPN接続を作成した場合はpbkファイルの変更が必要。